南アフリカの国花に指定された〝プロテア〟は、現地でも日本の〝桜〟のように大切にされている。
現在〝ネイティブプランツ〟〝オージープランツ〟と言われて日本でも流行してるが、まだまだ苗で育てられるという認知が少ないことも確か。栽培に関しての情報が少ないことも確か。
そんな〝プロテア〟についての〝剪定〟を深堀していきたいと思います!!

この記事を読むことで、〝失敗しないプロテアの剪定〟が身につくよ!



年間イベント出店約120日、1ヶ月で約100鉢のネイティブプランツを販売する園芸店〝NATIVE_PLANTS〟が皆様へ贈ります!



プロテアって、剪定したらドライフラワーにできるの?



乾燥地帯に生きるネイティブプランツはドライフラワーに最適!!
綺麗にドライフラワーを作ることが目的であれば、花の見頃を終える前に剪定してドライアップすると良い色を保つことができるよ!
【保存版】プロテアの剪定について



花付きのプロテアをお迎えして、はじめての園芸作業が〝剪定〟になる人も多いはず✨大丈夫!怖くない😌
剪定するメリット
- 樹形を整え、均等のとれた生育を促す。
- 花や実のつきを良くする
- 病害虫を防ぐ。
- 更新、若返りを図る。
花の見頃が終わったら、早めに剪定しよう!



え?でも見ごろ終えたのが自分でわかるかな?



見頃を終えたら茶色く色が変化してくるよ!育てているご主人が〝あ、見ごろ終わったかも〟そう思ったら、それが剪定の適期だよ〜👌
プロテアの開花後が剪定のベストタイミング!!そのまま花をつけておくと腐敗が進んできてしまい、幹にもあまり良い影響は与えません。新芽を促す意味でも、早めに剪定することをおすすめします。
このポイントを押さえて剪定しよう!


ポイント①主茎から分岐する約15㎝上であれば、どこでもOK!!
(品種によって異なりますが)新芽は1年で約20㎝〜30㎝ほど伸びるので、なるべく低めの位置で剪定したほうが、その後の管理も楽になると思います。
ポイント②ただし、4枚〜5枚の葉は残しましょう。
枝数を減らすことが目的であれば、分岐している枝の根元から枝を落としてOKです!が、新芽を促すことが目的であれば必ず葉は数枚残しましょう。



一気に切ってしまって大丈夫?
徐々に短くしたほうが安全?



私たちもこれで実践してきたし、
生産者さんもこの方法を実践しているから大丈夫✨



あと、花がつきづらいプロテアは、幹の数をできる限り減らす!
栄養の分散を避けて、花芽形成に集中してもらうといいよ〜😄
剪定後のポイント


剪定後には、成長期であればすぐに新芽が生えてきます。
ポイント①新芽は多くても3つ、その他の余分な新芽は手で摘み取りましょう!
〝なんで、花がつかないのだろう?〟→新芽を間引くこの作業が抜けると葉がわっさわさ茂って、花がつきづらくなってしまいますので、どうぞお忘れ無く!
ポイント②将来的につくりたい樹形を考えながら、新芽を残そう。
外側の新芽を残してこんもりさせたり、真っ直ぐ上に伸びた新芽を一つだけ残したり、将来の姿を想像しながら自分好みに整えていくのも、楽しいです。
そもそも、毎年花をつかせるのか?



答えは、YESでもあるしNOでもある!



なにそれ!!
5年〜10年樹齢を重ねて、幹が太くなり、土の量も多くなればほぼ毎年花をつけてくれます。
しかし、園芸用として5号〜7号で出荷されている若い苗は、毎年花をつけるとは限りません。花をつけやすい品種、つけにくい品種とあることも確かですが、基本的には、花をつかせた枝が次に花をつけるのは2年後です。
花を毎年楽しみたい人は、花付きの良い品種を選んでお迎えすることをおすすめします。
【花付きの良いプロテア品種】
- リトルプリンス
- スパイキーホワイト
- ピンクアイス/スペシャルピンクアイス
- ピクシー
- ジュリエット
- オーストラリスルビー
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